インテルのみ表示可能 — GUID: fzt1557106785499
Ixiasoft
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6.1.4. 温度管理のための温度検知
番号 | チェック欄 | チェックリストの項目 |
---|---|---|
1 | デザインで温度検知ダイオード (TSD) をセットアップし、デバイスのジャンクション温度を測定して熱管理を実行します。 | |
2 | TSD読み出し値に対する インテル® FPGA Power and Thermal Calculatorの計算からのオフセット値を含めます。 |
インテル® Agilex™ デバイスは、ローカルおよびリモート温度の検知機能を備えています。
ジャンクション温度TJ は、次の方法で測定できます。
- Temperature Sensorコアをインスタンス化して、ローカルのTemperature Sensorを使用します。
- サードパーティーのセンサーチップとのインターフェイスとしてデザインされた外部サーマルダイオードを使用します。サードパーティーのセンサーチップが、Intel Agilex Device Data Sheet に記載されている外部TSD仕様と一致することを確認します。
実際のジャンクション温度を監視することは、熱管理にとって非常に重要です。 インテル® Agilex™ デバイスに内蔵されている各ダイのTSDには、エンベデッド・アナログ-デジタル・コンバーター (ADC) 回路が備えられています。デジタル温度表示へのアクセスは、Temperature Sensor IPコアを介して行います。
インテル® Agilex™ TSDでは、デバイスのジャンクション温度を自己監視し、外部回路を使用して、FPGAへの空気流量制御などの作業を行います。これに必要なTSD回路を含めるため、Temperature Sensor IPコアをインスタンス化します。
インテル® Agilex™ デザインの柔軟性により、トランシーバー・ダイの電力分布が不均一になることがあります。このため、トランシーバー・ダイのホットスポットは、必ずしもTSDの位置にあると限りません。この結果、TSDの読み取り値と実際のジャンクション温度との間に温度差が生じることになります。 インテル® FPGA Power and Thermal Calculatorでは、この差を計算し、各TSDのオフセット値をレポートします。オフセット値をTSDの読み取り値に足して、実際のジャンクション温度を取得します。
温度センサーについて詳しくは、Intel Agilex Device Data Sheet を参照してください。