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7.10.1.4. I/O消費電力のガイドライン
番号 | チェック欄 | チェックリストの項目 |
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1 | I/O消費電力のガイドラインを確認します。 |
I/Oバッファーのダイナミック消費電力は、合計負荷キャパシタンスに比例するため、キャパシタンスが低くなると消費電力が削減されます。
LVTTLやLVCMOSなどの非終端I/O規格のレール間出力振幅は、VCCIO 電源電圧と同一です。ダイナミック電力は電圧の2乗に比例するため、より低い電圧のI/O規格を使用してダイナミック消費電力を削減します。このようなI/O規格では、スタティック電力はほとんど消費しません。
ダイナミック電力もまた、出力遷移周波数に比例するため、SSTLなどの抵抗終端型I/O規格を高周波アプリケーションに使用します。出力負荷電圧が変動するのは、バイアス点の周囲のVCCIO よりも少ない量だけです。したがって、ダイナミック消費電力は、同様の条件下では、非終端I/Oよりも低くなります。
抵抗終端型I/O規格では、スタティック電力を大量に消費します。これは、電流が絶えず終端ネットワークに流れ込むためです。速度と波形の要件を満たす最低のドライブ強度を使用し、スタティック電力を最小限に抑えることが、抵抗終端型I/O規格を使用する場合に必要です。
外部デバイスによる使用電力は、 インテル® FPGA Power and Thermal Calculatorでの計算には含まれないため、システム消費電力の計算に別途含める必要があります。