インテルのみ表示可能 — GUID: yfg1557281544831
Ixiasoft
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4. セキュリティーに関する考慮事項
番号 | チェック欄 | チェックリストの項目 |
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1 | デザインでデバイス・セキュリティー機能を有効にする必要があるかどうかを検討します。その場合、VCCFUSEWR_SDMレールに電力を供給して認証ヒューズ管理に使用することをプランニングします。 | |
2 | デザインにビットストリーム暗号化が必要かどうかや、暗号化キーをBattery-Backed RAM (BBRAM) に格納するかどうかを検討します。その場合は、ボード上のバッテリーを使用して、VCCBATピンに電力を供給することをプランニングします。 | |
3 | ライセンス条項については、使用可能なデバイスバリアントの要件に最適なものを検討します。 |
- 認証: 認証によって、デバイスのファームウェアのほか、オプションのコンフィグレーション・ビットストリームが信頼できるソースからのものであることが保証されます。認証は、 インテル® Agilex™ セキュリティーの基本です。他の インテル® Agilex™ セキュリティー機能をイネーブルするには、最初にオーナー認証をイネーブルする必要があります。デバイスのファームウェア認証は、常時実行されます。さらに、デバイスのファームウェアおよびビットストリームの整合性検証が常時実行され、 インテル® Agilex™ デバイスによって、破損や悪意のある攻撃などの予期しない変更を伴うビットストリームがロードされないようにします。
- 暗号化: 暗号化により、オーナー・コンフィグレーション・ビットストリーム内の機密情報が保護され、知的財産の盗難の脅威を軽減します。
インテル® Agilex™ デバイスを使用したシステムをデザインする際に、デバイスでセキュリティー機能を利用する場合は、認証キーの格納、許可、およびキャンセルに対する規定を考慮してください。また、暗号化キーの格納と管理の検討が必要になる場合もあります。オーナールート公開鍵のハッシュは、 インテル® Agilex™ デバイス上のeFuseに常時格納されます。また、インテルのファームウェア・キーのキャンセルとオーナー認証キーのキャンセルの両方もまた、eFusesによって管理されます。したがって、適切な電力を VCCFUSEWR_SDM ピンに供給することが重要です。VCCFUSEWR_SDM の電源投入について詳しくは、 インテル® Agilex™ ピン接続ガイドライン を参照してください。
ビットストリーム暗号化が インテル® Agilex™ デバイス上でイネーブルされている場合、暗号化キーをデバイスに格納する必要があります。暗号化キーは、Battery-Backed RAM (BBRAM) またはeFuseに格納できます。暗号化キーのeFuseへの格納は永久的ですが、暗号化キーをBBRAMに保存することにより、キーのワイプまたは再プロビジョニングが可能になります。デザインで暗号化キーをBBRAMに格納する必要がある場合は、不揮発性バッテリーを VCCBAT ピンに接続してください。バッテリーを VCCBAT ピンに接続する方法について詳しくは、 インテル® Agilex™ ピン接続ガイドライン を参照してください。
- インテル® Quartus® Primeプロ・エディション開発ソフトウェア・バージョン21.3以降で提供されるSDMファームウェアに更新してください。
- TCK ピンの場合は、TCK ピンを未接続のままにするか、10kΩのプルアップ抵抗を使用して TCK ピンを VCCIO_SDM 電源に接続します。
TCKピンを接続する方法に関する詳細は、 インテル® Agilex™ デバイスファミリー・ピン接続ガイドライン を参照してください。