AN 886: インテル® Agilex™ デバイスのデザイン・ガイドライン

ID 683634
日付 1/07/2022
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ドキュメント目次

2.7. デバイスでの インテル® Agilex™ HPSの使用

システムデザインのプランニング時に考慮の必要があるHPSコンポーネントに注意してください。

表 11.  デバイスでの インテル® Agilex™ SoCの使用に関する考慮事項のチェックリスト
番号 チェック欄 チェックリストの項目
1   HPS_OSC_CLK (必須): HPSのクロック方法は他にもありますが、これが最も一般的で最も簡単な方法です。
2   HPS_COLD_nRESET (オプション): HPSを外部リセット制御する場合、これが最も簡単な実現方法です。
3   HPS_EMIF (必須): PSは、大容量のDDRスタイルメモリーからソフトウェアを実行するようにデザインされています。HPS_EMIF をプロビジョニングしないと、ソフトウェア環境が制約され、ほとんどの場合に使用できなくなります。
4   HPS_UART (必須): このうちの1つをHPS専用ピンにピン配置して、早期ブート・テレメトリーをソフトウェアで確認できるようにします。
5   HPS_JTAG (必須): これは、ボードの起動および早期ブートフローの問題のデバッグに必須です。SDMJTAG TAP とシリアルチェーン接続するか、またはHPS専用ピンで分割できます。
6   HPS_EMAC (オプション): このうちのいずれかの割り当てができれば、デバッグおよびメンテナンスのサポートをソフトウェア環境に対して提供する余裕ができます。
7   HPS flash memory (オプション): HPSは、SDMによってロードされ、その後HPSからSDMフラッシュにアクセスできるため、これは必須ではない場合もあります。多くのソフトウェア環境には、何らかの永続的なストレージが必要です。