AN 886: インテル® Agilex™ デバイスのデザイン・ガイドライン

ID 683634
日付 1/07/2022
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ドキュメント目次

5.1.7.1.1. HPS EMAC PHYインターフェイス

Synopsys* DesignWare* 3504‑0 Universal 10/100/1000 Ethernet MAC IPバージョンに基づく3つのEMACがあります。プラットフォーム・デザイナー内のEMACペリフェラルのHPSコンポーネントをコンフィグレーションする場合は、次に挙げるサポートされているPHYインターフェイスのいずれかを各EMACインスタンスに対して選択してください。PHYインターフェイスのある場所は、HPS Dedicated I/O Bankです。2
  • Reduced Media Independent Interface (RMII)
  • Reduced Gigabit Media Independent Interface (RGMII)

ガイドライン: PHYデバイスを選択する際は、必要なイーサネット・レート、使用可能なI/O、使用可能なトランシーバー、スキュー・コントロール機能を提供するPHYデバイス、およびデバイスドライバーの可用性を考慮します。

MII/GMII PHYインターフェイスが、HPSコンポーネントによってFPGAファブリックに公開されている場合は、RMII、SGMII、SMII、TBIなどの他のPHYインターフェイス規格に適合させることができます。これには、FPGAのソフト・アダプテーション・ロジックやI/OおよびトランシーバーFPGA I/Oの汎用FPGA機能を使用します。

詳細については、選択したオペレーティング・システムで使用可能なデバイスドライバー、またはLinuxデバイスドライバーが インテル® Agilex™ トランシーバーSoC開発キットに付属していますので、そちらを参照してください。

EMACでは、さまざまなPHYインターフェイスと制御オプションが、HPSおよびFPGA I/Oを介して提供されています。

注: PHYは、FPGAファブリックを介してHPS EMACへ接続することができます。これには、GMIIをギガビットアクセスに対して使用し、MIIバス・インターフェイスを10/100Mbpsアクセスに対して使用します。このタイプのデザインの実装方法については、RocketBoards.orgのIntel SoC SGMII Reference Design を参照してください。提供される組み込みペリフェラルIPについて詳しくは、エンベデッド・ペリフェラルIPユーザーガイド を参照してください。

イーサネット・レートの決定

許容イーサネット・レートについては、次のドキュメントを参照してください。
  • インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル
  • Intel Agilex FPGA Data Sheet
2 HPS Dedicated I/O Bankは1.8Vシグナリングの48個のI/Oで構成されています。