インテルのみ表示可能 — GUID: iga1401316857930
Ixiasoft
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18.1. コアの概要
EPCS/EPCQAシリアル・フラッシュ・コントローラー・コアを使用することで、 Nios® IIシステムでは次の内容が可能になります。
- プログラムコードをEPCS/EPCQAデバイスに保存します。EPCS/EPCQAシリアル・フラッシュ・コントローラー・コアはブートローダーの機能を提供しているため、 Nios® IIシステムではメイン・プログラム・コードをEPCS/EPCQAデバイスに保存することができます。
- 不揮発性のプログラムデータ (シリアル番号、NIC番号、その他の永続的なデータなど) を保存します。
- デバイス・コンフィグレーション・データを管理します。例えば、ネットワーク対応の組み込みシステムでは、ネットワークを介して新しいFPGAコンフィグレーション・データを受信し、コアを使用して新しいデータをEPCS/EPCQAシリアル・コンフィグレーション・デバイスにプログラミングすることができます。
EPCS/EPCQAシリアル・フラッシュ・コントローラー・コアはプラットフォーム・デザイナーに対応しており、プラットフォーム・デザイナーで生成される任意のシステムに容易に統合することができます。 Nios® II IDEのフラッシュ・プログラマー・ユーティリティーでは、データコンテンツを管理し、EPCS/EPCQAデバイスにプログラミングすることができます。注: インテルでは、EPCSの代替デバイスを提供しています。詳細は、製品の製造中止について (PDN1708) を参照してください。移行に関しては、AN 822: インテル® FPGAコンフィグレーション・デバイスの移行ガイドラインを参照してください。
EPCS/EPCQAシリアル・コンフィグレーション・デバイス・ファミリーに関しては、Serial Configuration Devices Data Sheetを参照してください。
Nios® II HAL APIを使用するフラッシュメモリーの読み出しおよび書き込みに関しては、 Nios® II Software Developer's Handbookを参照してください。
EPCS/EPCQAメモリーコンテンツの管理とプログラミングの詳細は、 Nios® II Flash Programmer User Guideを参照してください。
Nios® IIプロセッサーのユーザーの場合、EPCS/EPCQAシリアル・フラッシュ・コントローラー・コアはアクティブ・シリアル・メモリー・インターフェイス (ASMI) デバイスに代わるものです。新しいデザインでは、ASMIコアの代わりにEPCS/EPCQAシリアル・フラッシュ・コントローラー・コアを使用する必要があります。