インテルのみ表示可能 — GUID: fkr1535469995032
Ixiasoft
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8.4.1. FIFOの実装
FIFOはすべて、ペリフェラル・チャネルで使用されて着信トランザクションをバッファーします。eSPI-to-LPCブリッジがLPCインターフェイスでのデータ転送でビジー状態の場合、eSPIマスターからのトランザクションは、ブリッジがアイドル状態になるまでPC_RXFIFOまたはNP_RXFIFOに格納されます。PC_RXFIFOではポステッド・トランザクションを格納し、NP_RXFIFOではノンポステッド・トランザクションを格納します。
RXFIFOでは、それがフルになるまで1つ以上のeSPIトランザクション (コマンドバイト、ヘッダーバイト、書き込みデータバイト) を格納することができます。FIFOの深さがMAX_PC_PAYLOAD_SIZE + 完全なヘッダー1つ + コマンドバイト1つもしくは完全なヘッダー1つ + NP_RXFIFOのコマンドバイト1つよりも少ない場合は、PC_FREE/NP_FREEステータス・レジスター・ビットがデアサートされます。
Pre_RXFIFOは、CRCエラーチェックの目的で着信eSPIトランザクションを格納します。CRCエラーチェックは、eSPIトランザクションの最後のバイトをPre_RXFIFOにプッシュした後に実行されます。CRCエラーがHighの場合、eSPIトランザクションはドロップされてLPCトランザクションへの変換が回避されます。CRCエラーがLowの場合は、eSPIトランザクションはNP_RXFIFOまたはPC_RXFIFOにプッシュされてLPCトランザクションに変換されます。
PC_TXFIFOでは、ダウンストリームのLPCデバイスからの応答トランザクションを格納します。PC_ AVAILステータス・レジスター・ビットは、完全な応答トランザクションがPC_TXFIFOに格納されている場合にのみHighになります。
Pre_TXFIFOは、エラーチェックの目的で着信LPCトランザクションを格納します。LPCトランザクションの中止またはLPCトランザクションの同期エラーが発生した場合は、トランザクションはPre_TXFIFOからドロップされます。エラーがない場合、トランザクションはPC_TXFIFOにプッシュされ、その後eSPIマスターにプッシュされます。