インテルのみ表示可能 — GUID: wns1522351179892
Ixiasoft
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7.1.1. リンクレイヤー
リンクレイヤーにおいて、Condition Detectorブロックは、eSPIクロックドメインでシリアル・データ・バスをシフトイン (受信) およびシフトアウト (送信) します。入力シリアルデータはパラレル形式に変換され、トランザクション・レイヤーに送信されます。トランザクション・レイヤーからのパラレル・データ・バスは、Condition Detectorでシリアル形式に変換され、eSPI出力データとして送信されます。
シングルI/Oモードでは、espi_data[1:0] I/Oピンは単方向であり、単方向データバスを形成します。データの駆動には、コマンドフェーズではespi_data[0]が使用され、応答フェーズではespi_data[1]が使用されます。espi_data[1]は、In-Band Resetコマンドを開始する際などにSPIマスターで駆動することができるため、eSPIスレーブではコマンドフェーズ時にespi_data[1]をトライステートにする必要があります。
デュアルI/Oモードでは、espi_data[1:0] I/Oピンは双方向であり、双方向データバスを形成します。コマンドフェーズと応答フェーズはすべて、2つの双方向ピンを介して同時に転送されます。これにより、シングルI/Oモードの転送速度よりも実質的に転送速度が2倍になります。
クワッドI/Oモードでは、espi_data[3:0] I/Oピンは双方向データバスです。コマンドフェーズと応答フェーズはすべて、4つの双方向ピンを介して同時に転送されます。これにより、デュアルI/Oモードの転送速度よりも実質的に転送速度が2倍になります。
- ヘッダー (長さとアドレス): 最上位バイト (MSB) から最下位バイト (LSB)
- データ: LSBからMSB
- ステータス: LSBからMSB