インテルのみ表示可能 — GUID: iga1401400702310
Ixiasoft
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28.4. PLLコアのインスタンス化
PLL Settingsページ
PLL Settingsページには、ALTPLL MegaWizard Plug-In Managerを起動するボタンが含まれています。MegaWizard Plug-In Managerを使用し、ALTPLL IPコアをパラメーター化します。利用可能なパラメーターのセットは、ターゲットのデバイスファミリーによって異なります。
ALTPLL IPコアをパラメーター化するまでは、PLLウィザードでFinishをクリックしたり、PLLインターフェイスをコンフィグレーションしたりすることはできません。
Interfaceページ
Interfaceページでは、オプションの高度なPLLステータス信号およびコントロール信号のアクセスモードを設定します。
ALTPLL IPコアに存在する高度な信号それぞれに、次のアクセスモードのいずれかを選択することができます。
- Export — 信号をプラットフォーム・デザイナー・システム・モジュールのトップレベルにエクスポートします。
- Register — 信号をステータスレジスターまたはコントロール・レジスターのビットにマッピングします。
高度な信号はオプションです。ALTPLL MegaWizard Plug-Inでそれらの信号を作成しないことを選択している場合、PLLのデフォルトの動作は次のようになります。
次に示す高度な信号にアクセスモードを指定することができます。この表に示されていないALTPLLコアの信号は、プラットフォーム・デザイナー・システム・モジュールのトップレベルに自動的にエクスポートされます。
表 274. ALTPLLの高度な信号 ALTPLL名 入力/出力 Avalon® -MM PLLウィザード名 デフォルトの動作 説明 areset 入力 PLL Reset Input PLLはデバイスのコンフィグレーション時にのみリセットされます。 この信号はプラットフォーム・デザイナー・システム・モジュール全体をリセットし、PLLを初期設定に復元します。 pllena 入力 PLL Enable Input PLLは有効になります。 この信号はPLLを有効にします。 pllenaは常にエクスポートされます。
pfdena 入力 PFD Enable Input 位相周波数検出器が有効になります。 この信号はPLLの位相周波数検出器を有効にするため、PLLをクロック・リファレンスの変化にロックすることが可能になります。 locked 出力 PLL Locked Output — この信号は、PLLが入力クロックにロックされている際にアサートされます。 aresetがアサートされると、PLLだけではなく、プラットフォーム・デザイナー・システム・モジュール全体がリセットされます。
Finish
Finishをクリックし、プラットフォーム・デザイナー・システムにPLLを挿入します。PLLクロック出力は、プラットフォーム・デザイナーのSystem Contentsタブのクロック設定テーブルに表示されます。
PLLに外部出力クロックがある場合、それらは他のクロックと同様にクロック設定テーブルに表示されます。ただし、それらを使用してプラットフォーム・デザイナー・システム内のコンポーネントを駆動することはできません。
外部出力クロックの使用についての詳細は、ALTPLL IP Core User Guideを参照してください。
プラットフォーム・デザイナーは、PLLのリファレンス・クロック入力をクロック設定テーブルで利用可能な最初のクロックに自動的に接続します。
プラットフォーム・デザイナーのシステムクロックが複数使用可能な場合は、PLLが適切なリファレンス・クロックに接続されていることを確認してください。