インテルのみ表示可能 — GUID: iga1405375426201
Ixiasoft
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32.2.2.2. クロックとデータ信号の同期
SDRAMチップのクロック (SDRAMクロック) は、SDRAMコントローラー上の Avalon® -MMインターフェイスのクロック (コントローラー・クロック) と同じ周波数で駆動する必要があります。すべての同期デザインと同様に、クロックエッジが到着する際に、SDRAMピンでアドレス、データ、および制御信号が安定していることを保証する必要があります。上の Avalon® インターフェイスを備えるSDRAMコントローラーのブロック図で示されているとおり、オンチップのフェーズロック・ループ (PLL) を使用し、SDRAMコントローラー・コアとSDRAMチップ間のクロックスキューを軽減することができます。クロックが低速であれば、場合によってはPLLは必要ありません。クロックレートが高い場合はPLLが必要になり、ピンで信号が安定している際にのみSDRAMクロックがトグルするようにします。PLLブロックは、SDRAMコントローラー・コアの一部ではありません。PLLが必要な場合は、手動でインスタンス化する必要があります。PLLコア・インターフェイスをインスタンス化する、もしくはプラットフォーム・デザイナーのシステムモジュール外部のALTPLL IPコアをインスタンス化することができます。
PLLを使用する場合は、PLLを調整してクロックの位相シフトを導入し、同期信号が安定した後にSDRAMクロックのエッジが到着するようにします。詳細は、クロック、PLL、およびタイミングに関する考慮事項のセクションを参照してください。
PLLのインスタンス化に関しては、PLLコアの章を参照してください。 Nios® IIの開発ツールでは、ハードウェアのデザイン例を提供しています。このデザイン例はPLLとともにSDRAMコントローラー・コアを使用しており、カスタムデザインのリファレンスとして使用することができます。
Nios® II開発ツールは、インテルFPGAのウェブサイトから無料でダウンロードすることができます。