インテルのみ表示可能 — GUID: vbi1488565819099
Ixiasoft
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50.3.4.1. GMIIからMIIへのモード移行
エラスティック・バッファーは、書き込みポートと読み出しポートのクロック周波数が等しい場合、もしくは類似している場合に機能します。イーサネットの動作では、動的な速度モードの変更が可能です。GMIIからMIIまたはMIIからGMIIへのモードの移行時に、HPSのクロックソースとPCSブロックからの送信クロックがクロック周波数の点で同期しない場合があります。それらが同期していない場合は、オーバーフロー/アンダーフロー状態が発生します。
例えば、GMIIからMIIへのモードの移行時に、PCSからの送信クロックは25/2.5MHzで動作している一方で、HPSでのクロック切り替えが完了しておらず、125MHzで動作していることがあります。PCSおよびHPSのクロック切り替えでは、滑らかなクロックのマルチプレクサー実装により、非アクティブなクロックが短時間発生する可能性があります。この問題は、ソフトウェアを介して処理されます。バッファーへのソフトリセットとして機能するレジスタービットが、このアダプター・コアで定義されます。ソフトウェアは、PCSおよびMACの速度コンフィグレーションに変更がある場合に、バッファーが無効になっていることを保証する役割を担います。バッファーは、PCSブロックとMACブロックの両方でコンフィグレーションが完了し、有効な送信クロックがバッファーの読み出しポートと書き込みポートの両方で機能している場合にのみ有効になります。