インテルのみ表示可能 — GUID: iga1404408556243
Ixiasoft
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10.2.8. タイミングとFmax
上の図は、UART IPコア全体でのワーストケースの合計遅延を示しています。この概算は、タイミング・アナライザーによって以下の条件下で提供されています。
- デバイスファミリー: Vシリーズ以上
- UARTの Avalon® スレーブポートに接続している Avalon® マスターで、 Avalon® マスターからの登録されている出力を使用
- RS-232シリアル・インターフェイスをFPGAピンにエクスポート
- システム全体のクロックは125MHzに設定
上記の条件に基づいた場合、UART IPのFmax値は125MHzになります。ワースト遅延は内部レジスター間のパスです。
UARTには入力側と出力側の両方に組み合わせロジックがあります。システムレベルとの関連は入力側にあります。
入力側の組み合わせロジック (7nsの遅延を伴う) は、 Avalon® アドレス・デコード・ロジックを経由して読み出しデータ出力レジスターに向かいます。そのため、UART IPに接続するマスターでは、出力信号を登録することが推奨されます。
出力側の組み合わせロジック (2nsの遅延を伴う) は、RS-232シリアル出力を経由します。単一のサイクルパスではないため、出力側の遅延に関して懸念することはありません。クロック分周器の最大値である1を使用すると、シリアル出力は16クロックごとに1回だけトグルします。これにより、出力側にはおのずと16クロックのマルチサイクル・パスがもたらされます。さらに、分周器の1は現実的ではないシステムであり、UARTのクロックが125MHzの場合、発生するボーレートは7.81Mbpsになります。