Nios II Gen2 プロセッサー・リファレンス・ガイド

ID 683836
日付 10/28/2016
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ドキュメント目次

8.5. 命令セット・リファレンス

次のページには、すべての Nios II 命令のニーモニックがアルファベット順にリストされています。
表 100.  表記規則
表記 意味
X ← Y X は Y で書き込まれる。
PC ← X プログラムカウンター (PC) はアドレス X で書き込まれる。X での命令は、次に実行する命令を指す。
PC 当該のアセンブリー命令のアドレス
rA, rB, rC 32 ビットの汎用レジスターの 1 つ
prs.rA 前のレジスターセット内の汎用レジスター rA
IMMn 命令ワードに埋め込まれた n ビットの即値
IMMED 即値
Xn X の n 番目のビットであり、n = 0 は LSB を指す。
Xn .. m X の n から m までの連続するビット
0xNNMM 16 進表記
X : Y ビット単位の連結
例 : (0x12 : 0x34) = 0x1234
σ(X) 完全なレジスターサイズの符号付き整数に符号拡張された後の X の値
X >> n n ビット位置に右シフトした後の X の値
X << n n ビット位置に左シフトした後の X の値
X & Y ビット単位の論理積 AND
X | Y ビット単位の論理和 OR
X ^ Y ビット単位の排他的論理和 XOR
~X ビット単位の論理否定 NOT (1 の補数 )
Mem8[X] バイトアドレス X のデータメモリー内のバイト
Mem16[X] バイトアドレス X のデータメモリー内のハーフワード
Mem32[X] バイトアドレス X のデータメモリー内のワード
label アセンブリー・ファイルで指定されたアドレスラベル
(signed) rX 符号付きの数として扱われる rX の値
(unsigned) rX 符号なしの数として扱われる rX の値
注: すべてのレジスター演算は、指定されている場合を除いて、現在のレジスターセットに適用されます。

次の例外は、命令フェッチで発生する可能性があるため、各命令ごとにリストされていません。

  • スーパーバイザー専用命令アドレス
  • 高速 TLB ミス ( 命令 )
  • ダブル TLB ミス ( 命令 )
  • TLB 許可違反 ( 実行 )
  • MPU 領域違反 ( 命令 )

    これらおよびすべての Nios II の例外について詳しくは、「Nios II プロセッサー・リファレンス・ハンドブック」の「プログラミング・モデル」の章を参照してください。