Nios II Gen2 プロセッサー・リファレンス・ガイド

ID 683836
日付 10/28/2016
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ドキュメント目次

3.7.13.4.1. 戻りアドレスの考慮事項

戻りアドレスは例外処理ルーチンから戻る際にいくつかの考慮事項が必要です。例外が発生した後、eaは例外が発生したポイントに続く命令のアドレスが格納されます。

命令関連の例外から復帰する際は、例外が発生した命令の次の命令から実行を再開する必要があります。したがって、eaには正しい戻りアドレスが含まれています。

一方、ハードウェアの割り込み例外は、中断された命令自体から実行を再開する必要があります。この場合、例外ハンドラーは中断された命令を指し示すためにeaから 4 を引く必要があります。