Nios II Gen2 プロセッサー・リファレンス・ガイド

ID 683836
日付 10/28/2016
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7.4.3.1. alloca() を持つ関数のスタックフレーム

Nios II スタックフレームの実装は、C への Berkeley Software Distribution (BSD) 拡張で定義され、gcc コンパイラーによって実装されるalloca()関数のサポートを提供します。alloca()によって割り当てられた領域は出力引数を置き換え、出力引数はフレームの最下部に割り当てられた新しい領域を取得します。

注: Nios II C/C++ コンパイラーは、-fomit-frame-pointerが指定されていたとしてもalloca()を呼び出す関数用のフレームポインターを保持します。
図 14. alloca() 呼び出しの後のスタックフレーム