Nios II Gen2 プロセッサー・リファレンス・ガイド

ID 683836
日付 10/28/2016
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ドキュメント目次

2.6.2.3.2. ビット 31 のキャッシュバイパス手法

データマスター・ポートのビット 31 のキャッシュバイパス手法では、プロセッサーがキャッシュとの間でデータ転送を行うかキャッシュをバイパスするかを示すタグとしてアドレスのビット 31 を使用します。これは特定のアドレスをキャッシュし、その他をバイパスする必要があるソフトウェアにとって便利です。ソフトウェアは、アドレス指定されたデータをキャッシュするかどうかに関する追加情報を指定しなくても、ファンクション間でアドレスをパラメーターとして渡すことができます。

コアが実装するキャッシュバイパス手法を決定するには、「Nios II プロセッサー・リファレンス・ハンドブック」の「Nios II コアの実装の詳細」の章を参照してください。