Nios II Gen2 プロセッサー・リファレンス・ガイド

ID 683836
日付 10/28/2016
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3.4.2.14.8. eccinj レジスター

eccinjレジスターは ECC をサポートする Nios II プロセッサーの内蔵 RAM ブロックに 1 および 2 ビット・エラーを注入します。エラーを注入すると、ソフトウェアは ECC エラー例外処理コードをテストできます。エラーは、パリティービットではなくデータビットに注入されます。eccinjレジスターは、ECC が存在する場合にのみ使用できます。

表 40.  eccinj コントロール・レジスター・フィールド
ビットフィールド
31 30 29 28 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18 17 16
予約済み DC WB DTCM 3 DTCM 2
15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0
DTCM 1 DTCM 0 TLB DC DAT DC TAG ICDAT ICTAG RF

ソフトウェアは 1 ビット ECC エラーを注入するために 0x1 を書き込み、2 ビット ECC エラーを RAM フィールドに注入するために 0x2 を書き込みます。ハードウェアは、エラー注入が発生した後、注入フィールドの値を 0x0 に設定します。

表 41.  eccinj コントロール・レジスター・フィールドの説明
フィールド 説明 アクセス リセット 使用可能
RF レジスターファイルの RAM に ECC エラーを注入します。 読み出し / 書き込み 0 ECC のみ
ICTAG 命令キャッシュ Tag RAM に ECC エラーを注入します。 読み出し / 書き込み 0 ECC のみ
ICDAT 命令キャッシュデータ RAM に ECC エラーを注入します。 読み出し / 書き込み 0 ECC のみ
DCTAG データキャッシュタグ RAM に ECC エラーを注入します。 読み出し / 書き込み 0  
DCDAT データキャッシュデータ RAM に ECC エラーを注入します。注入はデータキャッシュまたは次のラインフィルを書き込む次のストアー命令で発生します。 読み出し / 書き込み 0  
TLB MMU TLB RAM に ECC エラーを注入します。エラーは VPN フィールドのタグ部分に挿入されます。 読み出し / 書き込み 0 ECC のみ
DTCM0 DTCM0 に ECC エラーを注入します。注入はこの DTCM を書き込む次のストアー命令で発生します。 読み出し / 書き込み 0  
DTCM1 DTCM1 に ECC エラーを注入します。注入はこの DTCM を書き込む次のストアー命令で発生します。 読み出し / 書き込み 0  
DTCM2 DTCM2 に ECC エラーを注入します。注入はこの DTCM を書き込む次のストアー命令で発生します。 読み出し / 書き込み 0  
DTCM3 DTCM3 に ECC エラーを注入します。注入はこの DTCM を書き込む次のストアー命令で発生します。 読み出し / 書き込み 0  
DC WB データキャッシュ・ビクティム・ライン・バッファー RAM に ECC エラーを注入します。注入は、ダーティーラインが書き戻されている際にビクティムバッファー RAM に書き込まれた最初のワードに発生します。 読み出し / 書き込み 0  

エラーの注入時について詳しくは、「ECC の使用」を参照してください。