Nios II Gen2 プロセッサー・リファレンス・ガイド

ID 683836
日付 10/28/2016
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ドキュメント目次

3.7.7.8. ミスアライメント・データアドレス

Nios II プロセッサーは、ロード命令とストアー命令のミスアライメント・データアドレスをチェックし、ミスアラインメント・データアドレスが発生した場合に例外を生成することができます。システムに MMU または MPU が備わっている場合、ミスアライメント・データアドレスのチェックが常にオンになっています。MMU または MPU が存在しない場合は、プロセッサーにミスアライメント・データアドレスがないかチェックするオプションがあります。

このオプションの制御については、「Nios II プロセッサー・リファレンス・ハンドブック」の「Nios II プロセッサーのインスタンス化」の章を参照してください。

バイトアドレスがロードまたはストアー命令のデータ幅 ( データの場合は 4 バイト、ハーフワードの場合は 2 バイト)の幅の倍数でない場合 、データアドレスはミスアライメントとみなされます。バイトのロードおよびストア命令は常にアライメントしていますので、ミスアライメント・アドレス例外は発生しません。