Nios II Gen2 プロセッサー・リファレンス・ガイド

ID 683836
日付 10/28/2016
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ドキュメント目次

3.8. メモリーおよびペリフェラル・アクセス

Nios II のアドレスは 32 ビットで、最大 4 ギガバイトのアドレス空間にアクセスできます。MMU は完全な 32 ビットの物理アドレスをサポートしています。ビット 31 のバイパスはオプションで、MMU なしで完全な 32 ビット・アドレッシングにアクセスできます。

詳しくは、「Nios II プロセッサー・リファレンス・ハンドブック」の「Nios II コアの実装の詳細」の章を参照してください。

ペリフェラル、データメモリーおよびプログラムメモリーは同一のアドレス空間にマップされます。アドレス空間内のメモリーペリフェラルの位置は、システム生成時に決定されます。メモリーまたはペリフェラルにマップされていないアドレスへの読み出しまたは書き込みは、未定義の結果になります。

プロセッサーのデータバスは 32 ビット幅です。命令は、バイト、ハーフワード (16 ビット )、またはワード (32 ビット ) データを読み書きするために使用できます。

Nios II アーキテクチャーでは、リトル・エンディアンのバイト順序が使用されます。メモリーに保存された 8 ビットより広いデータの場合、上位ビットは上位アドレスに配置されます。

Nios II アーキテクチャーは、レジスターと即値アドレッシングをサポートしています。