Nios II Gen2 プロセッサー・リファレンス・ガイド

ID 683836
日付 10/28/2016
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ドキュメント目次

3.4.3. シャドー・レジスター・セット

Nios II プロセッサーはオプションで 1 つ以上のシャドー・レジスター・セットがあります。シャドー・レジスター・セットは Nios II 汎用レジスターの完全な代替セットであり、割り込みサービスルーチン (ISR) 用の個別のランタイム・コンテキストの維持に使用します。

シャドー・レジスター・セットが実装されていると、status.CRSは現在使用中のレジスターセットを表示します。Nios II コアは最大 63 個のシャドー・レジスター・セットを有することができます。シャドー・レジスター・セット数を n に設定した場合、シャドー・レジスター・セットは 1 ~ n の数になります。レジスターセット 0 は通常のレジスターセットです。

シャドー・レジスター・セットはまさに通常のレジスターセットと同様に動作します。現在使用中のレジスターセットは、status.CRSを調べることでのみ決定できます。

注: シャドー・レジスター・セットと EIC インターフェイスが Nios II コアに実装されている場合は、ソフトウェアが Nios II EDS バージョン 9.0 以降で構築されている必要があります。前バージョンでは、シャドー・レジスター・セットと互換性のないeret命令が実装されていました。

シャドー・レジスター・セットは一般的に EIC インターフェイスと組み合わせて使用されます。この組み合わせにより、実質的に割り込みレイテンシーが短縮されます。

EIC インターフェイスの使用の詳細については、「例外プロセス」項を参照してください。

システム・ソフトウェアは、status.PRSの設定およびrdprs命令とwrprs命令の使用により、任意のシャドー・レジスター・セットからの読み出しおよびシャドー・レジスター・セットへの書き込みができます。

rdprs命令とwrprs命令の詳細については、「Nios II プロセッサー・リファレンス・ハンドブック」の「命令セット・リファレンス」の章を参照してください。