Nios® V プロセッサー・ソフトウェア開発者ハンドブック

ID 743810
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

16.1.1.73. alt_lock_flash()

プロトタイプ

int alt_lock_flash(alt_flash_dev * flash_info,

alt_u32 セクターへのロック)

一般的な呼び出し元

C/C++ プログラム

デバイスドライバー

スレッドセーフ

いいえ

ISRから利用可能

いいえ

インクルード

<sys/alt_flash.h>

詳細

の特定の範囲をロックすることで、書き込みや消去から保護することができます。これは、32ビットの非整数値を sectors_to_lock 引数に渡すことによって行われます。この引数は使用されている特定のフラッシュデバイスに依存しており、この引数の値はフラッシュデバイスのデータシートで見つけることができます。サポートされているフラッシュデバイスは以下の通りです。

EPCQ16, EPCQ32, EPCQ64, EPCQ128, EPCQ256, N25Q512, EPCQ512, EPCQL512, EPCQL1024

今後さらに多くの Micron フラッシュデバイスがサポートされ、このドキュメントに更新されます。

引数

  • flash_info – 一般的なフラッシュデバイス構造へのポインターです
  • ectors_to_lock: デバイスに応じて、EPCQ または QSPI のトップ/ボトム (TB) ビットを含むブロック保護ビットです。たとえば、EPCQ128 デバイスでは、ビットは Bit4=TB Bit3=BP3 Bit2=BP2 Bit1=BP1 Bit0=BP0 です。

戻り値

  • 0 > 成功
  • -EINVL > 無効な引数
  • -ETIME > タイムアウトし、0.7 秒後にループをスキップします
  • -ENOLCK > セクターのロックに失敗しました