Nios® V プロセッサー・ソフトウェア開発者ハンドブック

ID 743810
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

7.6.6.1. ロギングの有効化

ロギングは、hal.log_port を JTAG UART または UART デバイスに設定することで有効になります。hal.log_port は BSP Editor で見つけることができます。この設定により、HAL は指定されたデバイスにログメッセージを送信できるようになります。

hal.log_port が設定されると、ALT_LOG_ENABLEtoolchain.cmake で定義され、ALT_LOG_FLAGS フラグがデフォルト値の 0 に設定されます。hal.log_port が設定されていない場合、ALT_LOG_ENABLEALT_LOG_FLAGStoolchain.cmake に表示されません。

また、ビルドツールは、指定されたデバイスを指すように system.h 内の ALT_LOG_PORT_TYPE および ALT_LOG_PORT_BASE の値を設定します。

特別なオプションなしでロギングを有効にすると、HAL は選択したポートにブートメッセージを出力します。標準の alt_main.c を使用する一般的なソフトウェア (Hello World ソフトウェアの例など) の場合、メッセージは次の例のように表示されます。

デフォルトのブートロギング出力

[crt0.S] Inst & Data Cache Initialized. [crt0.S] Setting up stack and global pointers. [crt0.S] Clearing BSS [crt0.S] Calling alt_main. [alt_main.c] Entering alt_main, calling alt_irq_init. [alt_main.c] Done alt_irq_init, calling alt_os_init. [alt_main.c] Done OS Init, calling alt_sem_create. [alt_main.c] Calling alt_sys_init. [alt_main.c] Done alt_sys_init. Redirecting IO. [alt_main.c] Calling C++ constructors. [alt_main.c] Calling main. [alt_exit.c] Entering _exit() function. [alt_exit.c] Exit code from main was 0. [alt_exit.c] Calling ALT_OS_STOP(). [alt_exit.c] Calling ALT_SIM_HALT(). [alt_exit.c] Spinning forever.
注: ロギングデバイスへの書き込み操作は、ロギングデバイスの出力バッファーから文字が読み取られるまで、ALT_LOG_PRINTF() で停止します。 Nios® Vプロセッサー アプリケーションの初期化を確実に完了するには、 Nios® Vコマンドシェル から juart-terminal コマンドを実行してロギング出力を受け入れます。