Nios® V プロセッサー・ソフトウェア開発者ハンドブック

ID 743810
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

8.8.5.2.4. オペレーティング・システムの指定

多くのドライバーとソフトウェア・パッケージは、特定のオペレーティング・システムを必要としません。ただし、使用するオペレーティング・システムに応じて異なるソースファイルを提供するようにソフトウェアをコンフィグレーションすることができます。

ドライバーまたはソフトウェアのソースファイル、パス、または設定が、使用するオペレーティング・システムによって異なる場合は、ドライバーまたはソフトウェア・パッケージのバリアントごとに Tcl スクリプトを記述します。各スクリプトでは、create_driver または create_sw_package コマンドで同じソフトウェアパッケージまたはドライバー名を指定する必要があり、デバイスドライバーの場合は同じ hw_class_name を指定する必要があります。各スクリプトは、そのオペレーティング・システムに関連するファイル、パス、およびその他の設定のみを指定する必要があります。BSP の生成中に、選択したオペレーティング・システム (OS) の種類との互換性を指定するドライバーまたはソフトウェア・パッケージのみが BSP に追加できます。