Nios® V プロセッサー・ソフトウェア開発者ハンドブック

ID 743810
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

16.4.1. BSP 設定の概要

BSP 設定は、名前と値のペアで構成されます。

設定値の指定形式は、設定の種類によって異なります。いくつかの設定タイプがサポートされています。

表 57.  各設定タイプで許可される形式
設定タイプ 設定時のフォーマット 取得時のフォーマット
boolean 0/1 または false/true 0/1
number 16 進数の 0x プレフィックスまたは 10 進数のプレフィックスなし decimal
string Quoted string

空の文字列を設定するには "none" を使用します。

Quoted string
表 58.  BSP 設定のコンテキスト
コンテキストの設定 説明
インテル HAL この設定はインテル HAL BSP またはそれに基づく BSP (Micrium MicroC/OS-II など) で利用可能です。
Micrium MicroC/OS-II この設定は Micrium MicroC/OS-II BSP を使用している場合に利用可能です。MicroC/OS-II はインテル HAL BSP に基づいているため、すべての インテル HAL BSP 設定も利用できます。
FreeRTOS この設定は FreeRTOS BSP を使用している場合に利用可能です。FreeRTOS はインテル HAL BSP に基づいているため、すべての インテル HAL BSP 設定も利用できます。

BSP 設定と BSP Tcl コマンドを混同しないでください。このセクションでは、BSP 設定について、そのタイプ、意味、および許容される値を含めて説明します。