インテルのみ表示可能 — GUID: oqh1655905579394
Ixiasoft
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7.8.1. シンプル・フラッシュ・アクセス
alt_flash_open_dev() を呼び出してフラッシュ デバイスを開きます。これにより、フラッシュデバイスへのファイルハンドルが返されます。 この関数は、system.h で定義されているフラッシュデバイスの名前を 1 つの引数として受け取ります。
ハンドルの取得後、alt_write_flash() 関数を使用してフラッシュデバイスにデータを書き込むことができます。プロトタイプは次のとおりです。
int alt_write_flash( alt_flash_fd* fd, int offset, const void* src_addr, int length )
この関数を呼び出すと、ハンドル fd によって識別されるフラッシュデバイスに書き込みます。ドライバーは、フラッシュデバイスのベースから offset バイトで始まるデータを書き込みます。書き込まれるデータは src_addr が指すアドレスから取得され、書き込まれるデータの量は length です。
フラッシュデバイスからデータを読み取るための alt_read_flash() 関数もあります。プロトタイプは次のとおりです。
int alt_read_flash( alt_flash_fd* fd, int offset, void* dest_addr, int length )
alt_read_flash() を呼び出すと、ハンドル fd を持つフラッシュデバイスより、フラッシュデバイスの先頭から offset バイトが読み取られます。この関数は、dest_addr が指す位置にデータを書き込み、読み取られるデータの量は length です。ほとんどのフラッシュデバイスでは、標準メモリーとして内容にアクセスできるため、alt_read_flash() を使用する必要はありません。
関数 alt_flash_close_dev() は、ファイルハンドルを受け取り、デバイスを閉じます。この関数のプロトタイプは次のとおりです。
void alt_flash_close_dev(alt_flash_fd* fd )