Nios® V プロセッサー・ソフトウェア開発者ハンドブック

ID 743810
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

16.5.4. ドライバーおよびパッケージの Tcl コマンド

このセクションでは、カスタム・ソフトウェア・パッケージまたはドライバーの設定と特性を指定および操作するために使用するツールについて説明します。通常、カスタム・ソフトウェア・パッケージまたはデバイスドライバーを作成する際、または別の開発環境からパッケージまたはドライバーをインポートする際、これらのより強力なツールが必要です。

デバイスドライバーとソフトウェア・パッケージはどちらも、BSP に追加されたソースファイルのコレクションです。デバイスドライバーは、特定のコンポーネント・クラス (たとえば、altera_avalon_jtag_uart) に関連付けらています。ソフトウェア・パッケージは特定のコンポーネント・クラスに関連付けられていませんが、Safe C ライブラリーなどの機能を実装しています。

デバイスドライバーまたはソフトウェア・パッケージを定義するには、その特性を定義する Tcl スクリプトを作成します。このセクションでは、デバイスドライバーとソフトウェア・パッケージを定義するために使用できる Tcl コマンドについて説明します。

デバイスドライバーとソフトウェア・パッケージの作成には、次のコマンドを使用できます。

  • add_sw_property
  • add_sw_setting
  • add_sw_setting2
  • create_driver
  • create_os
  • create_sw_package
  • set_sw_property
  • set_sw_setting_property