Nios® V プロセッサー・ソフトウェア開発者ハンドブック

ID 743810
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

5.8.2. フラッシュ・コンフィグレーションからの起動

リセットアドレスは、フラッシュメモリー内のブートローダーを指します。ブートローダーは命令キャッシュを初期化し、各メモリーセクションをその仮想メモリー アドレス (VMA) にコピーして、_start にジャンプします。

このブート・コンフィグレーションには、次の特徴があります。
  • alt_load() が呼び出されない

  • 実行可能ファイルにリセット時のコードがない

デフォルトの Tcl スクリプトは、プロセッサーのリセットアドレスに関連付けられたメモリーがフラッシュメモリーであり、.text セクションは別のメモリー (SDRAM など) にマップされます。

インテルは、QSPI フラッシュメモリー用のサンプル・ブートローダーを <Intel Quartus Prime software installation directory>/niosv/components/bootloader フォルダーに提供しており、Motorola S レコード・ファイル (.srec) にプリコンパイルされています。インテルが提供するブートローダーを使用することも、独自のブートローダーを提供することもできます。

表 23.  インテルが提供するブートローダー
インテルが提供するブートローダー 説明 ターゲット・プロセッサー・コア ファイルの位置
GSFI bootloader Nios® V プロセッサー・ブート・コピアーは汎用シリアル・フラッシュ・インターフェイス Intel® FPGA IP を介して接続された QSPI フラッシュメモリーをサポートします。 Nios® V/m プロセッサー <Intel Quartus Installation Directory>/niosv/components/bootloader/niosv_m_bootloader.srec
Nios® V/g プロセッサー <Intel Quartus Installation Directory>/niosv/components/bootloader/niosv_g_bootloader.srec