Nios® V プロセッサー・ソフトウェア開発者ハンドブック

ID 743810
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

7.13.2.1. シンプルな配置オプション

リセット・ハンドラー・コードは常に .reset パーティションのベースに配置されます。一般的な例外ファネルコードは常に、例外アドレスを含むセクションの最初のコードです。デフォルトでは、残りのコードとデータは次の出力セクションに分割されます。
  • .text — 残りのすべてのコード
  • .rodata — 読み取り専用データ
  • .rwdata — データの読み出し/書き込み
  • .bss — ゼロ初期化データ

BSP 設定を操作することで、.text、.rodata、.rwdata、およびその他すべてのメモリー・パーティションの配置を制御できます。

BSP Editor は プラットフォーム・デザイナー、または Nios® Vプロセッサー・ツール のコマンドラインで起動できます。BSP Editor を使用すると、次のタスクを実行できます。
  • リンカーのメモリーマップを操作します。
  • メモリーセクションと領域の割り当てをグラフィカルに表示します。
  • メモリーのオーバーラップまたは未使用のセクションを参照してください。