Nios® V プロセッサー・ソフトウェア開発者ハンドブック

ID 743810
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

8.8.3.1. コンポーネントの検出

BSP Editor を実行して BSP を生成すると、使用可能なドライバーとソフトウェア・パッケージのライブラリーが読み込まれます。

BSP ジェネレーターは、 Nios® Vプロセッサー・ツール Quartus® Primeソフトウェア、および IP コア® IP ライブラリー・インストーラーによって決定された既知の位置のリストを検査し、特定のシステム環境変数で指定された位置を検索することによって、ソフトウェア・パッケージとドライバーを見つけます。

BSP Editor は、ファイル名が _sw.tcl 終わる Tcl スクリプトをこれらの場所で検索して取得することにより、ドライバーとソフトウェア・パッケージを識別します。

注: 実行時の効率を高めるため、BSP Editor は、このセクションに記載されている基準に適合するドライバー ファイルのみを調べます。

各ドライバーとソフトウェア・パッケージを特定した後、 Nios® Vプロセッサー・ツールは、ハードウェア・システム (BSP が生成される Nios® V プロセッサーによってマスタされる) 内の各ハードウェア・モジュールに適したドライバーと、BSP 作成者が要求したソフトウェア・パッケージを検索します。