Nios® V プロセッサー・ソフトウェア開発者ハンドブック

ID 743810
日付 7/08/2024
Public
ドキュメント目次

5.3.1. BSP 設定ファイルの作成

各 BSP には、すべての BSP 設定の値を保存する関連設定ファイルがあります。BSP 設定ファイルは拡張マークアップ言語 (XML) 形式であり、慣例により .bsp 拡張子が付いています。BSP を作成または更新すると、BSP Editor はすべての設定の値を設定ファイルに書き込みます。

niosv-bsp ユーティリティーは .qsys ファイルにアクセスできるため、BSP 設定ファイルはシステム情報 (デバイスのベースアドレスなど) を複製する必要がありません。

niosv-bsp --create ユーティリティーは、新しい BSP 設定ファイルを作成し、BSP ファイルを生成します。niosv-bsp --update ユーティリティーは、既存の BSP 設定ファイルを更新し、BSP ファイルを再生成します。niosv-bsp --query ユーティリティーは、既存の BSP 設定ファイルの設定値を報告します。niosv-bsp --generate ユーティリティーは、既存の BSP 設定ファイルから BSP を生成します。

図 9. niosv-bspユーティリティー間の相互作用