Nios® V プロセッサー・ソフトウェア開発者ハンドブック

ID 743810
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

7.11.1. コンパイラー・フラグの適用

riscv32-unknown-elf-gcc は、 インテル® FPGA に向けてAshling* RiscFree* IDE で提供されている RISC-V ツールチェーンです。コンパイラー・スイッチは、小さい RAM フットプリント用にコードを最適化する場合に役立ちます。このスイッチは、BSP Editor の GUI 設定で設定が可能です。

表 31.  コンパイラー・スイッチ
コンパイラー・スイッチ 説明
hal.make.cflags_optimization
  • -Os
  • -O0
  • -O1
  • -O2
  • -O3
  • -Os
  • -Ofast
  • -Og
  • -Oz
ツールチェーンにパフォーマンス、コードサイズ、またはその両方を改善するよう指示します。
注: cmake コマンドを実行する際は、CMAKE_BUILD_TYPE=Release を有効にする必要があります。
hal.make.cflags_user_flags -ffunction-sections -fdata-sections ツールチェーンにデッドコード最適化を有効にし、使用されていないセクションを削除するよう指示します。
hal.make.link_flags -Wl,--gc-sections ツールチェーンにデッドコード最適化を有効にし、使用されていないセクションを削除するよう指示します。