Nios® V プロセッサー・ソフトウェア開発者ハンドブック

ID 743810
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

4.4.3.3.1. メモリーの初期化、照会、およびデバイスのサポート

すべてのフラッシュ・メモリー・デバイスは、システムの初期化中に HAL によって照会され、フラッシュメモリーの種類とそれを管理する関数が決定されます。このプロセスは、デバイスドライバーが明示的に省略されておらず、小さなドライバー・コンフィグレーションが設定されていない場合、alt_sys_init() 関数によって実行されます。

初期化後、alt_flash_get_flash_info() 関数を使用してフラッシュメモリーにステータス情報を問い合わせることができます。この関数は、フラッシュ領域構造体 (struct flash_region 型の C 構造体) の配列へのポインターと、フラッシュデバイス上の領域の数を返します。

struct flash_region 構造について詳しくは、BSP プロジェクト・ディレクトリーのソース・ファイル HAL/inc/sys/alt_flash_types.h を参照してください。