Nios® V プロセッサー・ソフトウェア開発者ハンドブック

ID 743810
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

8.7.3.1. システム・クロック・ドライバー

システムクロックのデバイスモデルには、定期的なクロックティックを生成するドライバーが必要です。システムに存在できるシステムクロック・ドライバーは 1 つだけです。システムクロック・ドライバーは、周期的な割り込みを生成するタイマー・ペリフェラルの割り込みサービスルーチン (ISR) として実装します。ドライバーは、次の関数を定期的に呼び出す必要があります。

void alt_tick (void)

alt_tick() が例外コンテキストで呼び出されることが期待されます。

システムクロック・ドライバーの存在を登録するには、次の関数を呼び出します。

int alt_sysclk_init (alt_u32 nticks)

入力引数 nticks は、システムクロック・ドライバーによって決定される 1 秒あたりのシステムクロック・ティック数です。この関数の戻り値は、成功すると 0 になり、それ以外の場合は 0 以外になります。

割り込みサービスルーチンの記述の詳細については、例外処理のセクションを参照してください。