Nios® V プロセッサー・ソフトウェア開発者ハンドブック

ID 743810
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

4.3.2.6. BSP Editor と Tcl スクリプトの使用

BSP Editor は、Tcl スクリプトをサポートしています。 BSP Editor の Tcl スクリプトは、設定を 1 つの BSPから別の BSP に簡単に移行できるシンプルかつ強力なツールです。この機能は、同様の BSP 設定を使用する複数のソフトウェア・プロジェクトがある場合には、特に有効です。

BSP Editor 内の Tcl スクリプトを使用することで、以下のタスクが実行可能となります。

  • コマンドラインからの BSP の再生成
  • 新規の BSP 用の出発点としての、既存の BSPからの Tcl スクリプトのエクスポート
  • 異なるハードウェア・プラットフォーム上での BSP の再作成

BSP は、ユーザーが独自に作成した Tcl スクリプトをインポートあるいは BSP Editor からエクスポートした Tcl スクリプトを使用することでコンフィグレーションすることができます。

ユーザーは、BSP を作成する際にのみに Tcl スクリプトを適用することができます。