Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブック

ID 726952
日付 7/08/2024
Public
ドキュメント目次

6.3.1. インテル® FPGA向けAshling* RiscFree* IDE

インテル® FPGA向けAshling* RiscFree* IDEは、AshlingのEclipse* C/C++ 開発ツールキット (CDT) ベースの統合開発環境 (IDE) で、インテルFPGA Arm* ベースのHPSとRISC-Vベースの Nios® Vプロセッサーを対象にしています。 インテル® FPGA向けAshling* RiscFree* IDEは無料で、CおよびC++ソフトウェア開発に向けた完全かつシームレスな環境を提供します。また、次の機能を備えています。
  • Eclipse* CDTベースのIDEで、RISC-V GNUコンパイラー・コレクション (GCC) ツールチェーンにより、ソースおよびプロジェクトの作成、編集、ビルド、デバッグを完全にサポート
  • プロジェクト・マネージャーとビルド・マネージャー (MakeとCMakeのサポートを含む) で、 Quartus® Prime開発ソフトウェアを使用して作成されたアプリケーション・フレームワークの迅速なインポート、ビルド、デバッグ
  • RISC-V GNU GCCツールチェーンはnewlibまたはpicolibcランタイム・ ライブラリーをサポートし、 Nios® Vハードウェア・アブストラクション・レイヤーAPIを使用してハードウェアにアクセス
  • インテル FPGAダウンロード・ケーブルII JTAGデバッグプローブに対する統合サポート
  • ROMまたはRAMベースのデバッグサポート (フラッシュベースのサポートに向けたハードウェア・ブレークポイントなど)。
  • 業界標準のSystem View Description (SVD) ファイルに基づくハイレベル・レジスター・ビューアー
  • 統合シリアルターミナル