Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブック

ID 726952
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

5.5.2. ソフトウェア開発フロー

Simple Socket ServerまたはiPerfデザイン例のµC/TCP-IPおよびµC/OS-IIソフトウェア・イメージの作成は、次の一般的な手順で行います。

  1. µC/OS-IIおよびµC/TCP-IPソフトウェア・コンポーネントを含むボード・サポート・パッケージ (BSP) プロジェクトを作成
  2. 提供されているソフトウェア・デザインファイルを使用して、Nios Vアプリケーション・プロジェクトを作成
  3. アプリケーション・プロジェクトのビルド
  4. アプリケーション・プロジェクトの実行とデバッグ

効率的なビルドフローを実現するには、デザイン・プロジェクトで同様のディレクトリー・ツリーを作成することが推奨されます。次のソフトウェア・デザインフローは、このディレクトリー・ツリーに基づいています。

次の手順に従い、ソフトウェア・プロジェクトのディレクトリー・ツリーを作成します。
  1. デザイン・プロジェクト・フォルダーに、software というフォルダーを作成します。
  2. software フォルダーに、2つのフォルダー (app および bsp) を作成します。
図 94. ソフトウェア・プロジェクトのディレクトリー・ツリー