インテルのみ表示可能 — GUID: awv1638889111075
Ixiasoft
1. Nios® Vエンベデッド・プロセッサーについて
2. Quartus® Prime開発ソフトウェアおよびプラットフォーム・デザイナーでの Nios® Vプロセッサー・ハードウェア・システム・デザイン
3. Nios® Vプロセッサーのソフトウェア・システム・デザイン
4. Nios® Vプロセッサーのコンフィグレーションとブート・ソリューション
5. Nios® Vプロセッサー: MicroC/TCP-IPスタックの使用
6. Nios® Vプロセッサーのデバッグ、検証、およびシミュレーション
7. Nios® Vプロセッサー: リモート・システム・アップデート
8. Nios® Vプロセッサー: カスタム命令の使用
9. Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブックのアーカイブ
10. Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブックの改訂履歴
インテルのみ表示可能 — GUID: awv1638889111075
Ixiasoft
4.5.2.1.1. ハードウェア・デザインフロー
以降のセクションでは、 Nios® Vプロセッサー・アプリケーションのブート可能なシステム構築手順について説明します。ここでは、SDM経由のブートローダーを使用して、Nios Vプロセッサー・アプリケーションをコンフィグレーションQSPIフラッシュからRAMにコピーします。次の例は、 Stratix® 10 SX SoC Lタイルを使用して構築されています。
IPコンポーネントの設定
- Quartus® Primeおよびプラットフォーム・デザイナーを使用して、 Nios® Vプロセッサー・プロジェクトを作成します。
- Mailbox Client Intel® FPGA IPをプラットフォーム・デザイナー・システムに追加します。
図 48. Nios Vプロセッサー・プロジェクトの接続図 49. On-Chip Memory (RAM or ROM) Intel® FPGA IPのパラメーター設定
- On-Chip Memory (RAM or ROM) Intel® FPGA IP のパラメーターの設定をメモリー機能に応じて変更します。システムに次のメモリーがあることを確認します。
メモリー | メモリータイプ | 合計メモリーサイズ | メモリーの初期化 |
---|---|---|---|
ブートローダーROM | ROM (読み取り専用) |
6144バイト以上 |
次の設定を有効にします。
|
ブートローダーRAM | RAM (書き込み可能) |
6144バイト以上 |
すべての設定をオフのままにします。 |
ユーザー・アプリケーションRAM | RAM (書き込み可能) |
アプリケーションによって異なる 4 |
すべての設定をオフのままにします。 |
Nios® Vプロセッサーのリセット・エージェント設定
- Nios® Vプロセッサーのパラメーター・エディターで、Reset Agent をブートローダーROMに設定します。
図 50. Nios® Vプロセッサー・パラメーター・エディターの設定
- Generate HDL をクリックすると、Generationダイアログボックスが表示されます。
- 出力ファイルの生成オプションを指定し、Generate をクリックします。
Quartus® Prime開発ソフトウェアの設定
- Quartus Prime開発ソフトウェアで、Assignment > Device > Device and Pin Options > Configuration をクリックします。
- Configuration scheme を Active Serial x4 (can use Configuration Device) に設定します。
- VID mode of operation をボードデザインに応じて設定します。
- Active serial clock source を 100 MHz Internal Oscillator に設定します。
図 51. デバイスとピンのオプション
- OK をクリックし、Device and Pin Options ウィンドウを終了します。
- OK をクリックし、Device ウィンドウを終了します。
- Start Compilation をクリックし、プロジェクトをコンパイルします。
4 アプリケーションのサイズは用途によって異なります。デザインに応じてメモリーサイズを設定します。