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1. Nios® Vエンベデッド・プロセッサーについて
2. Quartus® Prime開発ソフトウェアおよびプラットフォーム・デザイナーでの Nios® Vプロセッサー・ハードウェア・システム・デザイン
3. Nios® Vプロセッサーのソフトウェア・システム・デザイン
4. Nios® Vプロセッサーのコンフィグレーションとブート・ソリューション
5. Nios® Vプロセッサー: MicroC/TCP-IPスタックの使用
6. Nios® Vプロセッサーのデバッグ、検証、およびシミュレーション
7. Nios® Vプロセッサー: リモート・システム・アップデート
8. Nios® Vプロセッサー: カスタム命令の使用
9. Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブックのアーカイブ
10. Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブックの改訂履歴
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5.7.2. MACおよびIPアドレスのコンフィグレーション
µC/TCP-IP モジュールのMACアドレスとIPアドレスは、software/app/main.c ソースコードの struct network_conf conf を編集することにより、コンフィグレーションすることができます。
ネットワークでDHCPサーバーが利用可能な場合は、use_dhcp フィールドをTrue (DEF_TRUE) に変更し、DHCP機能を有効にします。DHCP機能が有効になっている場合は、提供されているIPアドレス、ネットワーク・マスク、およびゲートウェイは未使用のままになります。これらの内容をクリアする必要はありません。
クロスオーバー・イーサネット・ケーブルを使用して開発ボードをPCに直接接続している場合、またはDHCPサーバーを利用できない場合は、DHCP機能を無効 (!DEF_TRUE) にし、IPアドレス、ネットワーク・マスク、およびゲートウェイを指定します。
main.c のデフォルトの「struct network_conf conf」
struct network_conf conf = { .tse_sys_info = tse_sys_info, .mac_addr = "00:07:ed:ff:8c:05", .use_dhcp = !DEF_TRUE, .ipv4_addr_str = "192.168.1.45", .ipv4_mask_str = "255.255.255.0", .ipv4_gateway_str = "192.168.1.1" };
注:
- デフォルトのIPアドレスとゲートウェイ・アドレスは慎重に選択してください。一部のセキュア・ルーター・コンフィグレーションでは、192.168.XXサブネットワークなどのローカル・サブネットワークのDHCP要求パケットをブロックします。問題が発生した場合は、デフォルトのIPアドレスとゲートウェイ・アドレスとして0.0.0.0を使用して試行します。
- DHCP待機時間 (DHCP_WAIT_MS) は、uc_tcp_ip_init.c ソースコードでコンフィグレーションすることができます。DHCP待機時間は、TSE IPで有効なIPアドレスを取得していることを確認するまでの遅延時間です。