Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブック

ID 726952
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

6.2.4. In-System Sources and Probes

従来のデバッグ手法では多くの場合、外部パターン・ジェネレーターを使用してロジックを実行し、ロジック・アナライザーでランタイムの出力波形を調べます。Signal Tapロジック・アナライザーおよびIn-System Sources and Probesを使用すると、ランタイムに内部ロジック信号を読み出す、あるいはタップして、ロジックのデザインをデバッグすることができます。

デザイン内で任意の内部信号を手動で駆動できるようになると、デバッグサイクルがより効率的になるため、次の操作を実行することができます。

  • Signal Tapロジック・アナライザーで設定するトリガー条件の発生を強制
  • 簡単なテストベクトルを作成し、外部テスト装置を使用することなくデザインを実行
  • ランタイムのコントロール信号 (システムリセットなど) を動的に制御 (JTAGチェーン使用)