Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブック

ID 726952
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

7.3.6.2. アップデート・イメージのプログラミング

  1. インテルFPGAデバイスのActive Serial (AS) ピンがQSPIフラッシュに配線されていることを確認します。この配線により、フラッシュローダーをQSPIフラッシュにロードし、ボードを正しくコンフィグレーションできるようにします。
  2. ボードのMSELピン設定がASプログラミングにコンフィグレーションされていることを確認します。
  3. Intel Quartus Prime Configuration Debugger を開き、Hardware Setup でJTAGが検出されていることを確認します。
  4. Load Device をクリックし、インテルFPGAデバイスを選択します。
  5. Flash タブに移動します。
  6. Auto-detect をクリックし、デバイスに接続されているQSPIフラッシュを自動検出します。
  7. Program 機能に移動します。Image Start Address および RPD file path を割り当てます。
    • app_image.rpd の場合、Image Start Address は 0x3000000 です。

    • factory_update.rpd の場合、Image Start Address は 0x3800000 です。

  8. Program RPD をクリックして開始します。
    図 134. Configuration Debugger - Flash
    図 135. クアッドSPIフラッシュのアドレスマップ

初期RSU JICイメージのメモリーマップ・ファイル

BLOCK                         START ADDRESS   END ADDRESS     

BOOT_INFO                     0x00000000      0x0010FFFF
FACTORY_IMAGE                 0x00110000      0x0084FFFF (0x0080CFFF)
SPT0                          0x00850000      0x00857FFF
SPT1                          0x00858000      0x0085FFFF
CPB0                          0x00860000      0x00867FFF
CPB1                          0x00868000      0x0086FFFF
App-0                         0x01000000      0x01432FFF


Configuration device: 1SX280LU2
Configuration mode: Active Serial x4