インテルのみ表示可能 — GUID: vdk1716970339567
Ixiasoft
1. Nios® Vエンベデッド・プロセッサーについて
2. Quartus® Prime開発ソフトウェアおよびプラットフォーム・デザイナーでの Nios® Vプロセッサー・ハードウェア・システム・デザイン
3. Nios® Vプロセッサーのソフトウェア・システム・デザイン
4. Nios® Vプロセッサーのコンフィグレーションとブート・ソリューション
5. Nios® Vプロセッサー: MicroC/TCP-IPスタックの使用
6. Nios® Vプロセッサーのデバッグ、検証、およびシミュレーション
7. Nios® Vプロセッサー: リモート・システム・アップデート
8. Nios® Vプロセッサー: カスタム命令の使用
9. Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブックのアーカイブ
10. Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブックの改訂履歴
インテルのみ表示可能 — GUID: vdk1716970339567
Ixiasoft
6.2.3.3.1. インテル® FPGA向けAshling* RiscFree* IDEでのデータ・キャプチャーの実行
Signal Tapロジック・アナライザーを インテル® FPGA向けAshling* RiscFree* IDEとともに使用するには、 Nios® Vプロセッサー・ソフトウェア・イメージを手動でダウンロードし、デバッガーを介してプロセッサーの動作を制御する必要があります。このタイプのキャプチャー・セッションは、 Nios® Vプロセッサー・ソフトウェア・アプリケーションの開発時およびデバッグ時に行うことができます。
次の手順に従い、 インテル® FPGA向けAshling* RiscFree* IDEで制御する Nios® VプロセッサーでSignal Tapキャプチャー・セッションを実行します。
- Signal Tapウィンドウで、FPGAターゲットデバイスを生成された .sof でプログラムします。
- Hardware メニューで、FPGA開発ボードに接続されているプログラミング・ケーブルを選択します。
- SOF Manager フィールドで、browse をクリックします。
- Select Programming File ダイアログボックスで、生成された .sof を選択します。
- Open をクリックします。Program Device ボタンが利用できるようになります。
- Program Device ボタンをクリックし、.sof をFPGAにダウンロードします。
- Signal TapウィンドウのInstance Managerペインで、Run Analysis ボタンをクリックしてロジック・アナライザー・キャプチャー・セッションを開始します。
- インテル® FPGA向けAshling* RiscFree* IDEで、 Nios® Vプロセッサーで実行するソフトウェア・プロジェクトの名前を右クリックし、Debug As > Debug Configuration > Ashling RISC-V Hardware Debugging をクリックします。
- 必要なデバッグ・コンフィグレーションを設定します。このアクションにより、デバッガーを起動し、.elf をシステムメモリーにダウンロードし、プロセッサーをmain() へのエントリーポイントで停止します。
- Debug タブで、Resume ボタンをクリックして Nios® Vプロセッサーの実行を開始します。
Signal Tapロジック・アナライザーは、指定されているトリガー条件に達するまで動作を続けます。Signal Tapロジック・アナライザーが動作している際に、 インテル® FPGA向けAshling* RiscFree* IDEデバッガーを同時に問題なく動作させることができます (例えば、ブレークポイントを設定してプロセッサーを停止するなど)。
インテル® FPGA向けAshling* RiscFree* IDEでスタートアップ・ブレークポイントを変更する場合
- Run メニューで、Debug Configurations をクリックします。
- Debug Configurations ウィンドウが表示されます。
- Debug Configurations ウィンドウで、Startup タブをクリックします。
- 新しいスタートアップ・ブレークポイントを Set breakpoint at で指定します。
- Apply をクリックします。
また、Debug As オプションを使用するのではなく、Run As オプションを使用することも可能です。Run As オプションを使用すると、 インテル® FPGA向けAshling* RiscFree* IDEはデバッガー機能を起動せずにシステムメモリーからソフトウェア・イメージをダウンロードして実行します。