Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブック

ID 726952
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

6.1.2. printf() でのデバッグ

デバッグモジュールに代わるものとして、printf() ステートメントを使用するデバッグがあります。ターゲットのアプリケーションは、printf() で出力される追加のデバッグ・ログ・メッセージで補強することができます。

デバッグ・ログ・メッセージは、必要に応じて開発することができます。主な目的は、可能な限り多くの情報を出力することです。

デバッグ・ログ・メッセージの例を次に示します。
  • 実行中のプロセス、その入力、出力の種類
  • プロセスが実行された正確な時間
  • 情報を格納/取得する位置
  • ソフトウェアの進行状況

JTAG UARTまたは通常のUARTを Nios® V/cプロセッサー・システムでインスタンス化し、文字ストリームの出力および文字ストリームの読み込みを行うことができます。

注: Nios® V/cプロセッサーは、割り込み駆動型UARTの実装をサポートしません。ポーリング駆動型に切り替えてください。
注: ISRから printf() を使用することはできません。