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1. Nios® Vエンベデッド・プロセッサーについて
2. Quartus® Prime開発ソフトウェアおよびプラットフォーム・デザイナーでの Nios® Vプロセッサー・ハードウェア・システム・デザイン
3. Nios® Vプロセッサーのソフトウェア・システム・デザイン
4. Nios® Vプロセッサーのコンフィグレーションとブート・ソリューション
5. Nios® Vプロセッサー: MicroC/TCP-IPスタックの使用
6. Nios® Vプロセッサーのデバッグ、検証、およびシミュレーション
7. Nios® Vプロセッサー: リモート・システム・アップデート
8. Nios® Vプロセッサー: カスタム命令の使用
9. Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブックのアーカイブ
10. Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブックの改訂履歴
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6.2.3.4.2. トレースデータとソフトウェアELFの相関
objdumpファイルの内容を調べることで、キャプチャーされた命令トレースと、 Nios® Vプロセッサーで実行されたソフトウェア・イメージを比較することができます。objdumpファイルはプロセッサーの .elf ファイルのコピーで、ヒューマンリーダブル形式です。これには、C/C++コード・フラグメント、シンボリック関数名、アセンブリー命令、およびアドレス位置が含まれます。このファイルは、ソフトウェアのコンパイルが成功すると自動的に生成されます。
objdumpファイルには、.elf からデコードされた膨大な情報が含まれますが、このファイルでは、 Nios® Vプロセッサーの命令は次の形式で1行に1つずつ表示されます。
<Address>: <Opcode> <Assembly Mnemonic>
例えば、結果の分析の図の命令は次のようになります。
314: ff010113 addi sp,sp,-16 318: 00112623 sw ra,12(sp) 31c: 00812423 sw s0,8(sp) 320: 01010413 addi s0,sp,16