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1. Nios® Vエンベデッド・プロセッサーについて
2. Quartus® Prime開発ソフトウェアおよびプラットフォーム・デザイナーでの Nios® Vプロセッサー・ハードウェア・システム・デザイン
3. Nios® Vプロセッサーのソフトウェア・システム・デザイン
4. Nios® Vプロセッサーのコンフィグレーションとブート・ソリューション
5. Nios® Vプロセッサー: MicroC/TCP-IPスタックの使用
6. Nios® Vプロセッサーのデバッグ、検証、およびシミュレーション
7. Nios® Vプロセッサー: リモート・システム・アップデート
8. Nios® Vプロセッサー: カスタム命令の使用
9. Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブックのアーカイブ
10. Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブックの改訂履歴
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4.7.1.1. ハードウェア・デザインフロー
以降のセクションでは、TCMからの Nios® Vプロセッサー・アプリケーションのブート可能なシステム構築手順について説明します。次の例は、 Arria® 10 SoC開発キットを使用して構築されています。
IPコンポーネントの設定
- Quartus® Primeおよびプラットフォーム・デザイナーを使用して、 Nios® Vプロセッサー・プロジェクトを作成します。
図 80. Nios® Vプロセッサー・プロジェクトの接続
注: すべての外部ペリフェラルIP (JTAG UART、MSGDMA、PIOなど) をペリフェラル領域内に配置します。この要件は、dm_agent および timer_sw_agent には適用されません。
Nios® VプロセッサーのTCM設定
- Nios® Vプロセッサーのパラメーター・エディターで、Instruction TCM1 および Data TCM1 を有効にします。
- Instruction TCM1 を itcm.hex で初期化します。
- Data TCM1 を dtcm.hex で初期化します。
図 81. Instruction TCM1の設定図 82. Data TCM1の設定
- instruction_tcs1 のベースアドレスが Instruction ITCM1 (0x40000) と同じになるように揃えます。
図 83. Instruction_tcs1 ベースアドレスのアライメント
Nios® Vプロセッサーのリセット・エージェント設定
- Nios® Vプロセッサーのパラメーター・エディターで、Reset Agent をInstruction TCM1に設定します。
図 84. Nios® Vプロセッサーのリセット・エージェント設定
- Generate HDL をクリックすると、Generationダイアログボックスが表示されます。
- 出力ファイルの生成オプションを指定し、Generate をクリックします。
Quartus® Primeの設定
- Quartus Prime開発ソフトウェアで、Assignment > Device > Device and Pin Options > Configuration をクリックします。
- FPGAコンフィグレーション・スキームに応じて Configuration scheme を設定します。
- OK をクリックし、Device and Pin Options ウィンドウを終了します。
- OK をクリックし、Device ウィンドウを終了します。
- Start Compilation をクリックし、プロジェクトをコンパイルします。