Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブック

ID 726952
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

7.3.7. RSUクライアントAPIの操作

RSUクライアントAPIでは、次の操作を実行します。

  • 選択したイメージでインテルFPGAデバイスのリコンフィグレーションをトリガー
  • アプリケーション・イメージを更新
  • ファクトリー・イメージを更新
Nios® Vプロセッサーのアプリケーション・メッセージを表示するため、デザイン例ではJTAG UART Intel FPGA IPを使用しています。次のコマンドを使用して、メッセージの表示を開始することができます。
juart-terminal

JTAG UARTターミナルは、RSUメッセージログを表示し、それに続いてRSUメニューを表示します。ファクトリー・イメージでは操作のリストをすべて行うことができますが、アプリケーション・イメージはステータスログの取得とリコンフィグレーション操作のみをサポートします。RSUメニューには次のオプションがあります。

  1. RSUステータスログを取得
  2. 決定ファームウェア・ステータスログを取得
  3. ファクトリー・イメージでリコンフィグレーションをトリガー
  4. 次のアプリケーション・イメージでリコンフィグレーションをトリガー
    1. application-0イメージ
    2. application-1イメージ
  5. Application-1イメージを追加
  6. ファクトリー・イメージを更新
  7. 決定ファームウェアを消去
注: アプリケーション・イメージの場合、メニューのオプションは上のオプションの1から4のみになります。