インテルのみ表示可能 — GUID: zht1664522690296
Ixiasoft
1. Nios® Vエンベデッド・プロセッサーについて
2. Quartus® Prime開発ソフトウェアおよびプラットフォーム・デザイナーでの Nios® Vプロセッサー・ハードウェア・システム・デザイン
3. Nios® Vプロセッサーのソフトウェア・システム・デザイン
4. Nios® Vプロセッサーのコンフィグレーションとブート・ソリューション
5. Nios® Vプロセッサー: MicroC/TCP-IPスタックの使用
6. Nios® Vプロセッサーのデバッグ、検証、およびシミュレーション
7. Nios® Vプロセッサー: リモート・システム・アップデート
8. Nios® Vプロセッサー: カスタム命令の使用
9. Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブックのアーカイブ
10. Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブックの改訂履歴
インテルのみ表示可能 — GUID: zht1664522690296
Ixiasoft
7.2.1.1. Max Retryパラメーターの設定
max retry パラメーターでは、コンフィグレーション・エラーが発生した場合にアプリケーション・イメージとファクトリー・イメージを試行する回数を指定します。
- デフォルト値は1です。これは、各イメージが1回のみ試行されることを意味します。
- 最大値は3です。これは、各イメージを3回まで試行できることを意味します。
max retry パラメーターは、決定ファームウェア・データ領域に格納されます。決定ファームウェア・データは、決定ファームウェア・アップデート・イメージで、または結合アプリケーション・イメージで更新することもできます。
max retry パラメーターは、ファクトリー・イメージの作成に使用するハードウェア・プロジェクトに指定します。 Quartus® Prime GUIから、Assignments > Device > Device and Pin Options > Configurationに移動し、Remote System Update MAX_RETRY count フィールドの値を選択します。
図 115. Configurationウィンドウ
このパラメーターは、プロジェクトの Quartus® Prime設定ファイル (.qsf) を編集し、直接指定することもできます。その場合は、次の行を追加する、もしくは値が既に存在する場合はその値を変更します。
set_global_assignment -name RSU_MAX_RETRY_COUNT 3