Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブック

ID 726952
日付 7/08/2024
Public
ドキュメント目次

2.1.1.3.4. Memory Configurationsタブ

表 13.  Memory Configurationsタブのパラメーター
カテゴリー Memory Configurationsタブ 詳細
Caches Data Cache Size
  • データキャッシュのサイズを指定します。
  • 有効なサイズは1キロバイト (KB) から16KBです。
Instruction Cache Size
  • 命令キャッシュのサイズを指定します。
  • 有効なサイズは1KBから16KBです。
Peripheral Region AおよびB Size
  • ペリフェラル領域のサイズを指定します。
  • 有効なサイズは64KBから2ギガバイト (GB)、またはNoneです。Noneを選択すると、ペリフェラル領域は無効になります。
Base Address
  • サイズ選択後に、ペリフェラル領域のベースアドレスを指定します。
  • ペリフェラル領域内のすべてのアドレスでは、キャッシュ不可能なデータアクセスが発生します。
  • ペリフェラル領域のベースアドレスは、ペリフェラル領域のサイズに合わせる必要があります。
Tightly Coupled Memories Size
  • 密結合メモリーのサイズを指定します。
    • 有効なサイズは0MBから512MBです。
Base Address
  • 密結合メモリーのベースアドレスを指定します。
Initialization File
  • 密結合メモリーの初期化ファイルを指定します。
注: Nios® Vプロセッサー・システムでキャッシュを有効にしている場合は、システム・ペリフェラルをペリフェラル領域内に配置する必要があります。ペリフェラル領域を使用して、ペリフェラル (UART、PIO、DMAなど) のキャッシュ不可能なトランザクションを定義することができます。