インテル® Stratix® 10 LタイルおよびHタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683621
日付 3/03/2020
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ドキュメント目次

1.3.6.1. 100G/50GイーサネットMACハードIP

100G/50GイーサネットMACハードIPブロックは、MACおよびPCS層でイーサネット・スタックを実装します。実装は、www.ieee802.org/3/で定義されているとおりです。
注: このハードIPは、インテルStratix 10 Hタイルデバイスにのみ適用されます。
  • サポートされているプロトコル
    • 100G MAC + PCS Ethernet x4レーン
    • 50G MAC + PCS Ethernet x2レーン
  • モード
    • MAC + PCS
    • PCSのみ
    • PCS66 (エンコーダー/スクランブラー・バイパス)
    • ループバック
    • ソフトロジックを備えたAN/LTのダイナミック・スイッチング
  • コア・ファブリックに実装されたソフトAuto Negotiation / Link Training (AN/LT) ロジックが必要です。AN/LTロジックを実装するか、またはMAC IPを使用してください。
注:

オート・ネゴシエーション (AN) は、リンクパートナーの双方がサポートする、最高のパフォーマンスのデータレートを決定するための交換です。リンク・トレーニング (LT) は、高速シリアルリンク上のレシーバー (RX) およびトランスミッター (TX) が互いに通信して、PMA設定を調整する方法を定義するプロセスです。

プロトコルは、リンクパートナーのTXドライバーにTXディエンファシスの調整を要求する方法を指定しますが、標準では、レシーバーのイコライゼーションを調整する方法およびタイミングについては規定されていません。メーカーは、レシーバーのイコライゼーションを調整する方法を決定します。RX設定のアルゴリズムは、タイル間で異なります。