インテル® Stratix® 10 LタイルおよびHタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683621
日付 3/03/2020
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ドキュメント目次

2.5.1.14. タイミング・クロージャーに関する推奨事項

ネイティブPHY IPコアを使用してPCIe PIPEを実装する場合は、これらのタイミング・クロージャーの推奨事項に従ってください。

ボンディング・コンフィグレーション (x2、x4、x8、x16) でPCIe PIPEを使用する場合は、pclk (TXボンディング・マスター・チャネルからの tx_clkout) を使用して、すべての tx_coreclkin および rx_coreclkin クロック入力を駆動します。各チャネルの tx_clkout 出力を使用して、ネイティブPHY IPコアの対応する tx_coreclkin および rx_coreclkin 入力を駆動すると、Timing Analyzerがタイミング違反をレポートする場合があります。

注: ネイティブPHY IPコアは、TXおよびRX出力クロックピン (tx_clkouttx_clkout_2rx_clkoutrx_clkout_2) の各チャネルとPCIe速度 (該当する場合はGen1、Gen2、Gen3) の間にすべてのタイミング制約を作成します。ネイティブPHY IPコアクロックの制約方法の詳細については、以下にあるネイティブPHY IPコアによって生成されたsdcファイルを参照してください。<Project folder / Native PHY IP Instance / altera_xcvr_native_s10_htile_version / synth / pipe_gen3_x8_native_ip_altera_xcvr_native_s10_htile_inst.sdc>

デザイン例

Generate Example Designを選択し、シミュレーションしてハードウェアにダウンロードできるPCIe PIPEデザイン例を作成します。インテルQuartus Primeプロジェクト、設定ファイル、およびIPファイルは、プロジェクト・フォルダー内の次の位置にあります。

<Project Folder> / <…example_design>

PCIe PIPEコンフィグレーションで選択するパラメーターの詳細については、PIPE用のネイティブPHY IPコアのパラメーター設定の項の「デザイン例」の表を参照してください。