インテル® Stratix® 10 LタイルおよびHタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683621
日付 3/03/2020
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ドキュメント目次

2.5.4.3. CPRI用にサポートされている機能

CPRIプロトコルは、これらのプロトコルを実装するリンクを通じて容認できるレイテンシー変動の量について厳しい要件を定めています。

ネイティブPHY IPコアのCPRIデザイン用に、CPRI (Auto) およびCPRI (Manual) トランシーバー・コンフィグレーション・ルールの両方が使用できます。どちらのモードも同じ機能ブロックを使用しますが、ワードアライナーのコンフィグレーション・モードはAutoとManualのモード間で異なります。CPRI (Auto) モードでは、ワードアライナーは確定モードで動作します。CPRI (Manual) モードでは、ワードアライナーは、マニュアル・モードで動作します。

時分割多重システムにおける伝送の干渉を回避するために、セルネットワーク内のすべての無線機は、遅延不確実性が最小限の、正確な遅延予測を必要とします。向上されるスペクトル効率および帯域幅のために、遅延不確実性の軽減が常に求められます。インテルStratix 10トランシーバーには、RECとREの両方で遅延不確実性を最小限に抑えるための機能がデザインされています。

詳細については、確定的レイテンシー・モードのワードアライナーの項を参照してください。